伝神-接点信号監視自動電話通報装置

無電圧接点信号が入力されると固定電話回線を使って最大6カ所の電話番号へ緊急アナウンスを流します。1台で最大4点までの接点信号を監視できます。

設備や警報盤の無電圧接点信号の発報をアナログ回線、ISDN回線、ADSL回線など固定電話網を使って登録された電話番号へ緊急自動連絡します。

自動連絡の電話に出ると異常を知らせる音声アナウンスが流れます。

接点信号監視自動電話通報装置-接点信号異常を電話の音声アナウンスで知らせます。

通報機1台で接点信号4点を監視出来ます。通報先は最大6カ所まで。


伝神-接点信号監視自動電話通報装置の動作イメージ図

現地に固定電話回線が既にひかれている場合の設備監視におすすめします。電話回線は通報の時に一次使用するだけですので、専用の電話回線は必要ありません。
※一先に自動電話通報する度に電話料金がかかります。


無電圧a接点出力端子のイメージ図

各種設備、警報盤の接点信号出力無電圧a接点信号

普段は開放している接点で、外からの指示が入ると閉じる接点です。

無電圧A接点信号、2芯ケーブルで通報機と接続します。

接点信号監視自動電話通報装置
各種の設備や警報盤の接点信号が端子台に入力されると、予め登録された電話番号へ接点信号異常を知らせる電話をかけ始めます。

固定電話回線網

指定の電話機。
責任者の固定電話、携帯電話やスマートホン。呼び出しの電話に出ると接点信号異常を報せる電話アナウンスが流れます。通報先の電話番号は6箇所まで設定できます。


接点が連続してクローズし続けていても1サイクルで終了します。接点が一旦オープンになって再度クローズすると再び同様の緊急電話通報がスタートします。


本製品の利用にかかる電話料金
既設の固定電話回線を使って1通報先に1回電話通報する毎に数十円程度の電話料金を使って機械が自動的に電話をかける運用方法となります。 通報にかかった電話料金の請求は電話会社からの請求となります。
現在お使いの固定電話回線を一時的に使用する緊急呼び出しシステムです。専用の電話回線は必要ありません。


※電話料金は、通報先の電話の種類、お客様の電話料金プランによって変わります。
※現地に固定外線電話回線が必要になります。


伝神-接点信号監視自動電話通報装置


接点信号監視自動電話通報装置を接続して使用できる電話回線。
本通報装置を接続して使用できる固定電話回線(発信側)。
2線式のプッシュ回線またはダイヤル回線。
ISDN回線、ADSL回線、光電話回線のアナログポートに接続できます。


光電話回線
従来からあるアナログ電話機で通話の出来る電話回線でご利用いただけます。

※ビジネスフォン、内線電話、PBX交換機、ホームテレフォン、ゼロ発信電話、4線式電話機には接続して使用出来ません。 IP電話専用の電話機しか利用できない電話回線では使用できません。

通報先電話番号は最大6カ所まで登録できます。登録された全ての電話番号へ自動通報動作を行います。

緊急連絡電話番号の設定例。専用編集ソフトは無料でダウンロードできます。



1カ所の電話番号へ5回、通報する設定。同じ電話番号を5つ設定ソフトで登録します。

1.通報先1へ1回電話をかけます。

2.通報先1へ1回電話をかけます。

3.通報先1へ1回電話をかけます。

4.通報先1へ1回電話をかけます。

5.通報先1へ1回電話をかけます。



2カ所の携帯電話へ3回づつ電話をする場合。
通報先の1の電話番号3つ、通報先2の電話番号を3つ設定ソフトで登録します。

1.通報先1へ1回電話をかけます。

2.通報先1へ1回電話をかけます。

3.通報先1へ1回電話をかけます。

4.通報先2へ1回電話をかけます。

5.通報先2へ1回電話をかけます。

6.通報先2へ1回電話をかけます。



6カ所の携帯電話へ1回つづ電話をかける場合の設定。
通報先1~6の電話番号を1つづつ設定ソフトで登録します。

1.通報先1へ1回電話をかけます。

2.通報先2へ1回電話をかけます。

3.通報先3へ1回電話をかけます。

4.通報先4へ1回電話をかけます。

5.通報先5へ1回電話をかけます。

6.通報先6へ1回電話をかけます。



1番の通報先には3回。2~4番の通報先へは1回つづ電話をかける設定。
通報先の1の電話番号3つ、通報先2~4の電話番号を1つ設定ソフトで登録します。

1.通報先1へ1回電話をかけます。

2.通報先1へ1回電話をかけます。

3.通報先1へ1回電話をかけます。

4.通報先2へ1回電話をかけます。

5.通報先3へ1回電話をかけます。

6.通報先4へ1回電話をかけます。

電話を1回発信する度に、数十円の電話料金が発生します



接点毎に異なる音声アナウンスを流す事ができます。

接点毎に異なる音声アナウンスを流す事ができます

(音声アナウンスの吹き替え例-入力1が発報した場合)
『こちらは工場の設備1です 接点信号1の警報が発生しました』

(音声アナウンスの吹き替え例-入力2が発報した場合)
『こちらは工場の設備1です 接点信号2の警報が発生しました』

音声アナウンスは、AパートとBパートに分けて録音することができます。
Aパート → 『こちらは工場の設備1です』
Bパート → 『接点信号1の警報が発生しました』、『接点信号2の警報が発生しました』
※Aパートは入力1から4まで共通のアナウンスになります。
※Bパートは入力毎にアナウンスを吹き込むことができます。


4接点用端子台

4接点信号入力用の内部端子台が内蔵されています。それぞれの端子台に信号ケーブルを差し込んでご利用下さい。
左から接点1、接点2、接点3、接点4、COM。
無電圧a接点信号もしくはb接点信号
信号線の太さ 単線0.5ミリ~1.3ミリ
電線のむき長さ 7ミリ
単線またはより線


出力:電話通報出力 録音メッセージを音声で通報(吹き替え可能)
話中検出機能:通報先が話し中を自動検知し次の通報先へ進みます。


電話通報の終了条件
通報先の相手が、電話に出てから120秒以内に電話を切ると通報機は通報が終了したと認識します。
呼び出しても30秒以内に相手が電話に出ない場合は、通報に失敗した、という判断をして一旦電話を切ります。


通報機は、入力信号が一定時間継続して短絡した時に入力があったと判断します。
100ミリ秒単位で、0ミリ秒~1310700ミリ秒(約21分)まで設定できます。出荷時は700ミリ秒で設定されています。


(本製品は既設の電話回線のアナログポートを使用します。)
アナログ回線(一般公衆回線)に本製品を接続する場合の例。1本の電話線を電話線用二叉ソケットを使って電話線を2つに分けて接続する例。

1本の電話線を電話線用二叉ソケットを使って電話線を2つに分けて接続する例

市販の電話線二股ソケットの例、通報機と電話機を接続する側。 写真はヤザワ製 TP-4W 。

市販の電話線二股ソケット

※電話線の二又ソケットは、電話線(モジュラーケーブル)の差込口が3方向ともメスになっている商品が使いやすいと思います。


ISDN回線、ADSL回線、NTT光電話回線に本製品を接続する場合の例。
アダプタ、モデムにアナログ電話機を接続する空きアナログポートがある場合はそちらに直接接続します。

SDN回線、ADSL回線、NTT光電話回線に本製品を接続する場合


ISDN回線、ADSL回線、NTT光電話回線に本製品を接続する場合の例。
アダプタ、モデムに空きアナログポートが無い場合。

アナログポートに刺さっている電話線を二叉ソケットを使って2つに分けて接続する例です。

アナログポートに刺さっている電話線を二叉ソケットを使って2つに分けて接続する例


設定方法
専用のパソコン用ソフトをお手元のパソコンにインストールします。ソフトの画面上に通報先の電話番号を書き込んでから、書き込みの内容を付属のUSBケーブルで電話通報機に流し込んでやるだけでOKで
す。パソコンに繋ぐのが設定作業の時だけです。


緊急通報で電話に流す音声アナウンスは、通報機に内蔵されているマイクに向かって喋る事で登録を行います。録音モード中にマイクに向かって喋る事で吹き替えを行います。全体的に導入は簡単です。



伝神-接点信号監視自動電話通報装置への質問と回答

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